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気密試験&構造見学会

こんにちは。設計の廣瀬佑実です。

先日の節分では、毎年恒例ですが、

社長や専務、娘と一緒に豆まきを行い、

邪気を払いました。

そして、鬼が入ってくるのを防ぐため、

鬼が大の苦手な

「ヒイラギの小枝にイワシの頭をさしたもの」

を玄関前に飾りました。

娘たちは幼稚園と保育園でそれぞれ思い思いの

鬼のお面と豆入れを制作してきました。

きっと皆様のお子さんたちも可愛らしい

節分グッズを制作されたことでしょう!

 

*   *   *

 

さて、開催から日が経ってしまいましたが、

今月完成見学会を行う須賀川の現場の

気密試験と構造見学会についてレポートします。

 

はじめに、気密試験です。

気密試験とは…簡単に言いますと、

どれくらい隙間があるかを計測する試験です。

写真のような機器を使用して測定します。

結果はC値という数値で表されますが、

C値とは、家の延床面積に対する

「隙間面積」の割合を示す数値で、

床面積1㎡当たりどれくらいの隙間があるかを

表現した数値です。

この値がゼロに近いほど隙間が少なく、

気密性が高いことということになります。

こちらが測定中の様子です。

今回は、お施主様にも立会っていただきました。

結果は・・・なんとC値0.1!

一番上に表示されているαA値が

この住宅のすべての隙間の総面積なので、

隙間がほとんどないということになります。

大工の施工がきちんと隅々まで行われていることが

数値からでも分かりますね。

ここで数値が高い場合は手直しを行いますが、

今回はその必要はなく試験は終了となりました。

完成時にも気密試験を行いますが、

工事途中に気密試験を行うことが

大切なポイントです。

工事途中に行うことで、結果によっては

手直しを行い、C値を下げることが可能です。

完成時にしか気密試験を行わないのは、

ただの結果を知るにしか過ぎません。

本物の高気密な住宅とするためには

この過程が重要だと考えます。

 

 

続いて、昨年11/19・11/20に須賀川市で

開催しました構造見学会についてです。

構造見学会では完成時に見ることのできない柱や梁、

配管配線などのお家の内部を

ご覧いただくことができる見学会です。

今回は予約制で開催いたしましたが、

お家づくりを考えられている

お客様が何組かご来場いただきました。

皆様、真剣なまなざしでご見学され、

スタッフの説明に耳を傾けられておられました。

人と同じでお家も中身がとても重要です!

デザインがかっこいい!使い勝手が良い間取りは

もちろんですが、

住み心地…住んでみて感じる心地よさが良くなければ、

いくらデザインがかっこよくても

使い勝手が良くても住みづらく、何十年もそれを我慢して

暮らしていかなくてはなりません。

住み心地の決め手は断熱性能であったり、

気密性能であったりと完成してからは目に見ることが

できない部分です。

デザインや間取りが素敵と思ったら、

必ず中身も実際に自分の目で見て確かめてみてください。

 

当社では定期的にお施主様の現場をお借りして

構造見学会、完成見学会を開催しております。

実際のスケール感、質感は目で見て感じてみなければ

分からない部分も多いです。

気になるお家の見学会はご都合が合いましたら

ぜひ足を運んでみてください!

皆様のご来場をお待ちしております。

 

今月開催の完成見学会については、

こちらをご覧ください!

 

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