BELSとは?
こんにちは。設計の武田です。
このところ猛暑日が続いたり、
かと思えば20度台の日が続いたりと
気温差に体が追い付かず、
なかなか疲れが抜けないのですが
我が家の娘はそんなことおかまいなしで
毎日元気いっぱいです!
滑り台や砂遊びが大好きなので、
休みの日は決まって公園コースなのですが
暑すぎる日は熱中症が心配なので
屋内遊び場に行ったり、ショッピングセンターに
買い物に行ったりしています。
ですが、夏にしかできないこともたくさんあるので
熱中症対策をしながら、夏を楽しもうと思います♪
* * *
【BELS(ベルス)評価書】という言葉を
耳にされたことはありますでしょうか。
BELSとは、建物の省エネ性能を
評価・表示する制度のことで、
2016年4月より、建築物省エネ法において
「建築物の省エネ性能を表示するように努めること」が
努力義務として求められることになりました。
建築の省エネルギー性能表示制度を英語で
Building Housing Energy efficiency Labeling System
というため、頭文字をとってBELSと呼ばれています。
BELSは新築の建物だけではなく、
既存の建物でも評価することが可能です。
BELSを取得した建築物には、
下の図のようなBELSプレートが発行されます。
引用:一般社団法人 住宅性能評価・表示協会
★は建物の省エネ性能を表しています。
★5つが最も評価が高く、
新築物件の場合は最低でも★2つ以上つきます。
星の数はBEI値(一次エネルギー消費性能)によって決められており、
★5つ:BEI≦0.8
★4つ:0.8<BEI≦0.85
★3つ:0.85<BEI≦0.9
★2つ:0.9<BEI≦1.0
★1つ:1.0<BEI≦1.1 (既存物件のみ)
となっています。
ちなみに当社でBELS評価を受けた住宅は
すべて★5つを取得しています!
プレートの下の方にある、
緑から赤へのグラデーションがかかっている部分では
その建物が省エネ基準・誘導基準を満たしているかを
視覚的に確認することができます。
左に行くほど、性能が高いことを意味しています。
また、ZEHの基準を満たした住宅には
左下にある「ZEH」のマークが表示されます。
BELSは、登録を受けた第三者評価機関が
建築物省エネ法に基づいて評価・格付けするため
信頼性が高いという利点があります。
また、申請期限がないため
設備機器が決まればいつでも取得することができます。
BELS評価が必須の補助金制度もあり、
今後BELSの活用による省エネ性能の表示が
一層進むことが予想されます。
当社では「地域型住宅グリーン化事業」という
補助金制度のグループに加盟しており、
いくつかある補助金枠の中でも
「ゼロ・エネルギー住宅型」では
BELS評価が必須になっています。
次回はBELSを取得し、地域型住宅グリーン化事業の
ゼロ・エネルギー住宅型の住宅で
1年間どのくらいの光熱費になるのか
実例をもとにご説明します!
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