ご夫婦二人の日々を愉しむ家

築31年の住まいを基礎と柱を残してフルリノベーション！

リノベーションしようと思われたきっかけは、水回りが古くなり、冬がとにかく寒かったから。

お風呂のサッシが凍り、震えるほどだったそうです。

また、税金関係のことも考え、新築ではなく、リノベーションを選択されました。

ご家族皆さんが帰ってきたくなる家にしたいという思いを家づくりの軸にされ、

その思いを一緒に形にさせていただきました。

リノベーション前は昔ながらの日本家屋

リノベーション前は広縁と和室の続き間があり、入母屋屋根の昔ながらの日本家屋でした。

その外観が…新築！？と思うほど、大変身！

シンプルな切妻屋根と漆喰の白色が映える美しい外観に。

リノベーション前はお部屋の奥までなかなか光が届かず、薄暗い印象でしたが、

リノベーション後はどのお部屋も明るくなりました。

LDKには、元からあった梁をあらわして天井を高くし、広々と開放感のある空間に。

また、東の山々が見えるLDKにしてほしいとのご要望があり、

以前は部屋から山々を見ることができませんでしたが、

リノベーション後はダイニングからうつみね、東山などの山々を望めるようになり、

K様の一番のお気に入りの場所になりました。

内装はナラ無垢の床、壁にヒノキの腰板を張り、

無垢材をふんだんに使用した木のぬくもりあふれる和モダンな雰囲気。

他の壁や天井は調湿や消臭効果のある珪藻土塗りです。

建築時期　　1987年

延床面積　　119.42㎡（36.18坪）

建築場所　　須賀川市

規模　　　　2階建て

竣工年月　　2019年4月

設計担当　　廣瀬茂