梅雨入りですね
こんにちは、廣瀬です。
6月といえば、うっとしい梅雨の季節がやってきました。
この時期は、気温・湿度がかなり高くなり、カビ等の食中毒菌が繁殖しやすく、
また、体調も崩しやすくなるので、健康管理に注意していきましょう。
話は変わりますが、少し前にNHKの朝のニュースで『ウッドショック』が取り上げられていました。
前回の社長ブログでもお話しましたが、やはりこの話題が建築業界で一番ホットです。
業界では随分前から騒がれていた話題ですが
なぜ、ここ最近までニュースに殆ど取り上げられなかったのか不思議でなりません。
『ウッドショック・WOODSHOCK』とは、
世界的に木材不足が深刻になっていることです。
米国の低金利に伴う住宅需要の急増や、世界的なコンテナ不足など、
様々な要因が重なって多くの木材が値上がりをし、
材木の安定供給(輸入)を受けることが困難になっています。
また、市場としては、安く買い叩く日本よりも、
高く買い取ってくれる取引相手、中国等に流れています。
それを解消するには、木材を高く買わなければいけなくなり、
価格が50%以上の値上がりになっています。
それにより現在、材木の材種が輸入材(外材)から国産材へ移行しており、
国産材の市場価格にも影響が出て、高騰しています。
弊社ではある程度、柱材・土台等のヒノキ材は在庫しておりますが、
念の為先月から、3ヵ月~6ヵ月を目安に、材木の発注を始めております。
弊社では、ほとんどの木材は国産材なので何とかなりますが、
大きな空間がある場合、梁に集成材を使用します。
その対策さえしておけばこの危機は乗り越えられると思います。
が、しかし価格の上昇には懸念があります。
自動車業界の半導体ショックと並び、収束の時期はいつ来るのでしょうか…。