鏡石町文化講演会にてゴルゴ松本さんの講演を受けてきました。
こんにちは、円谷です。
先日、社長からチケットをいただいて、鏡石の文化講演会で開催されたゴルゴ松本さんの「命の授業」に、子どもと一緒に参加してきました。
30分前に到着した時点で、すでに会場はあふれる人の多さ。
トップ画は何とか遠くから「命」のポーズを撮れた一枚です😉
後方の席から頑張ってズームして撮りましたがこちらが限界でした。
この日はちょうど、昼に栃木の地震で東北新幹線が止まってしまい、
ゴルゴさんは宇都宮から鏡石まで4万円かけてタクシーで来られたそうです💦
講演30分前にギリギリ到着し、いつもの明るい笑顔で登壇されていました。
テレビの印象とは違う人柄…?
テレビでは激辛チャレンジなどのイメージが強かったのですが、
実際にお話を聞くと、大変な読書家であり、愛妻家であり、とても思慮深い方でした。
講演の中では奥さまや愛犬の話もたびたび登場し、家族を大切にされていることが伝わってきました。
また、福島のことも本当によくご存じで、
会津や矢祭のほか、いろいろな地域に足を運ばれているそうです。
「福島の食べ物の中で芋栗佐太郎が大好き!」と笑顔で話す場面もあり、
福島への温かな想いに、会場も和やかな雰囲気に包まれました。
ギリギリの到着だったにもかかわらず移動中も鏡石のことを色々お調べになっていたのか、
初めて来た土地でお話しているとは思えない、観客に溶け込むトークで場を和ませていました。
「意」は“心の音”
講演の中心は、漢字を通して人生を見つめ直すお話。
中でも印象的だったのが「意」という字の話でした。
「意識」「意欲」「意思」――どれも“心”と“音”が含まれています。
つまり「意」とは“心の音”。
自分の心の音に素直に耳を傾けることが大切だと語られていました。
「学校に行きたくない」という心の音があるなら、無理に行かなくてもいい。
でも部屋の窓を開けて外の空気を吸っていてね。
たまに庭へ出て、近所のおばあちゃんやおじいちゃんと話してみるのもいいかもね。
他人の声や常識に流されず、
自分の“心の音”を信じて生きる――
その言葉が響きました。
七代先を想って生きる
もうひとつ心に残ったのが、
「七代先の子孫のことまで考えてみよう」というお話。
七代先、つまり約300年後の未来。
その時代を生きる人たちのために、今の私たちは何ができるのか。
そんな視点で生きると、日々の行動の意味が変わってきます。
たとえばゴミ拾いひとつでも、未来の環境を守ることにつながる。
そして私たちの祖先も、同じように未来を想って命をつないでくれた。
命は「受け継ぎ、つなぎ、渡していくもの」。
その言葉に深くうなずきました。
願いは“口に出す”ことで返ってくる
「願い事や祈りは、心の中で思うだけではなく、
口に出して神様にお願いすることで、はじめて自分に返ってくる」――
そんな言葉も印象的でした。
言葉には力がある。
“ありがとう”や“ごめんなさい”など、
日々の言葉を丁寧に使いましょうということです。
おわりに
講演の最後には、
「激辛チャレンジは健康のためにもう1年以上控えてます🤒一家の大黒柱として家族のためにも健康でいないと!」と
笑うゴルゴさん。
芸人としてのユーモアを交えながらも、
命や言葉、そして愛をまっすぐに語る姿が本当に印象的でした。
これからは、自分の「心の音」にもっと耳を澄ませながら、
日々を丁寧に生きていきたいと思います。